やけど・傷あと
手術あと(手術後瘢痕)、きずあと(外傷後瘢痕)、やけどあと、ケロイドなどに形成外科的治療と美容的アプローチにより、トータルメディカルケアをご提案します。
きずあと
昔のきずあとだから、医者にこれ以上は良くならないと言われたからと諦めておられませんか?
きずあと・やけどあとを気になさっているなら、是非ご相談ください。
肘の症例写真
術 前
手術後の肘の傷跡です。このような傷跡の方は結構多いと思います。あきらめずにご相談いただければと思います。傷跡は硬いので結構突っ張っています。
瘢痕切除直後
皮膚の緊張が強いので、瘢痕ぎりぎりで切除するデザインでも、大きく傷が開いてしまします。
術直後
細心の注意を払って縫合します。1~2週間で抜糸します。
術後6ヶ月
きずあとの幅がわずかにありますがかなり目立たなくなり、ご本人は大変満足されています。
膝の症例写真
瘢痕切除前
この方は交通事故によるきずあとですが、膝、肘などの関節部分のきずあとをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
瘢痕切除手術デザイン
できるだけ目立たなくなるように、シワの向きを考慮しながらデザインします。
瘢痕切除術直後
形成外科医にしかできない特殊な縫合技術で細心の注意を払って縫合します。
創縁をぴったりとあわせます。表面を縫わないこともあります。
瘢痕切除術後1ケ月
関節部分は皮膚がひっぱられる機会が多く(創部の緊張が強く)、きずあとの幅が広くなりやすい部位です。赤みが落ち着くのに数ヶ月から半年かかることがあります。
きずあとが気にならなくなったとご本人は手術結果に大変満足されています。
やけど
院長は以前熱傷治療を専門にしていたこともあり、また、日本熱傷学会会員でもあります。
国際誌に熱傷予後に関する英語論文(original report. Tanaka Y, Shimizu M, Hirabayashi H : Acute physiology, age, and chronic health evaluation (APACHE)Ⅲ score is an alternative efficient predictor of mortality in burn patients. Burns,Vol33,316-320,2007 )もあります。
軽症の熱傷でもきずあとになってしまうこともあります。
また、深い熱傷では適切な治療がなされないと小さな範囲でも命取りになります。
熱傷、熱傷の傷跡に関しては是非ご相談ください。
当院では保険診療の範囲だけでなく、自由診療の領域でも熱傷治療に取り組んでいる県内でも数少ない施設です。
大学を始め多くの専門医療機関からも、熱傷のさらなる治療のためにご紹介いただいていまして、信頼していただけるものと自負しております。
やけどの症例写真
植皮手術直前
皮膚が全層で壊死してしまい、植皮手術を必要とする症例です。
植皮手術直後
関節に近くよく動く部位ですので、厚い皮膚を移植しました。
それぞれの症例で、さまざまな状態、条件に応じて、どのような皮膚を植皮するのが もっともご負担・侵襲が少ないかを厳しく吟味して、術式を選択します。
植皮手術後6ヶ月
植皮片の辺縁が赤く瘢痕拘縮となっていますが、運動制限、疼痛などの症状は認めず、経過観察中です。
皮膚外科
皮膚腫瘍は待っていても消えません。長い年月をかけて大きくなるだけです。 小さいうちに手術すれば、麻酔も少しで、きずあとも小さくてすみますし、費用も大きいものを手術するより安くて済みます。また、皮膚腫瘍は悪性化(癌になる)の可能性もあるわけですから早めに相談していただくことをお勧めいたします。
院長は細かい手術を非常に得意としております。
小さな皮膚腫瘍・ほくろ、全身の体表のどこでも是非ご相談ください。
一般では採算の点から使用されないような細い糸、繊細な手術器具を用いて、細心の注意を払って、安全に、確実に、すばやく、そして美しく手術を行います。
県内では数少ない形成外科専門医の開業医ですので、皮膚科の先生から手術のためご紹介いただくことが多いです。
よほど大きなものでない限り、当院で手術可能です。
また、以前よりあるきずあとで気になるものがありましたらご相談ください。改善できる可能性がございます。
デザイン
少しでもきずあとが目立たなくなるように、精密にデザインします。
この段階お客様に実際にデザインを見ていただいて、さらにご説明申し上げます。
局所麻酔
できるだけ痛みが少なくてすむように細心の注意を払って麻酔しています。
一般にはあまり納入されていない特別な極細の針でゆっくり注入します。
縫合
形成外科ならではの特殊な縫合を特別な糸を使って、縫合します。
これにより初めて目立たない本当にきれいな傷が可能となります。
皮膚外科・顔面皮膚腫瘍(ほくろ)症例
術 前
顔面の皮膚腫瘍の切除症例です。
腫瘍周囲ぎりぎりで紡錘形にデザインします。
切除直後
局所麻酔後切除したところです。
術直後
止血した後、半年かけて溶ける特殊な糸で皮膚の下を縫合した後皮膚の表面がぴったり合うように表面も縫合します。
術後1ケ月
わずかに赤みが残っていますがほとんど目立ちません。
1~2ヶ月赤みが残りますが、その後目立たなくなります。
術後1ケ月
クリニカ タナカでは切除した腫瘍を病理検査に出して、病理の専門医に病理診断をしていただき悪性でないことの確認をしています。
皮膚外科・顔面皮膚腫瘍(ほくろ)「症例2」
術 前
顔面の皮膚腫瘍の切除症例です。
腫瘍周囲ぎりぎりで紡錘形にデザインします。
切除直後
局所麻酔後切除したところです。
縫合直後
止血した後、半年かけて溶ける特殊な糸で皮膚の下を縫合した後皮膚の表面がぴったり合うように表面も縫合します。
術後3ケ月
きずあとはほとんど目立ちません。
多くの場合1~2ヶ月赤みが少しありますが、その後目立たなくなります。
病理検査
クリニカ タナカでは切除した腫瘍を病理検査に出して 病理の専門医に病理診断をしていただき悪性でないことの確認をしています。
皮膚外科・顔面皮膚腫瘍(ほくろ)「症例3」
術 前
おでこの皮膚腫瘍の切除症例です。
腫瘍周囲ぎりぎりで紡錘形にデザインします。局所麻酔直後です。
切除直後
局所麻酔後切除したところです。
縫合直後
止血した後、半年かけて溶ける特殊な糸で皮膚の下を縫合した後皮膚の表面がぴったり合うように表面も縫合します。
術後3ケ月
きずあとは全く目立ちません。本人も院長も本当に近くでじっくり探さないと分からないくらいです。
病理検査
クリニカ タナカでは切除した腫瘍を病理検査に出して、病理の専門医に病理診断をしていただき悪性でないことの確認をしています。 この腫瘍はほくろ(左側の紫色の部分)の右隣に粉瘤(右側の白い袋状の部分)という毛穴がつまって角質がたまる状態を合併していました。
顔面皮膚腫瘍レーザー治療症例写真1
術 前
わずかに隆起している皮膚腫瘍です。当院の治療ですと、施術後は軟膏を塗ることもありますが、特に軟膏・ガーゼなどの処置をしなくても、数日で皮膚が再生し、きれいになります。術後1ヶ月間ぐらい、色素沈着が残ることもあります。
術後2ヶ月
施術後の炎症性色素沈着が落ち着いてきたところです。ご本人は「こんなに簡単にきれいにしてもらえるなら、もっと早く治療に来ればよかった。」とおっしゃり、大変満足されています。
眼瞼腫瘍症例写真
腫瘍切除前
右上眼瞼にできた皮膚腫瘍の症例です。こんなに大きくなくても、小さいものでしたら 眼瞼に腫瘍のある方が身近にいらっしゃることも少なくありません。
きずあとは本当に目立たなくできますので、大きくなる前にご相談いただければと存じます。
腫瘍切除直後
この眼瞼の腫瘍は楔状に全層で切除しました。1~2週間で抜糸できます。
手術後1ヶ月
きずあとはほとんどわかりません。
ご本人も結果に満足されています。
以前よりあるきずあとで気になるものがありましたらご相談ください。改善できる可能性がございます。
皮膚外科・背部皮膚腫瘍症例写真 「症例1」
術 前
背中にできた腫瘍です。粉瘤と呼ばれるもので、毛穴がつまって角質がたまった腫瘍です。俗に脂肪のかたまりと言われて、ほっておかれたり、つぶされたり、絞られたりしています。中からは粥状、あるいはおから様の内容物が出てきます。 待っていても消えませんし、放置して感染すると非常に痛いので手術をお勧めします。小さいものはどなたにも、探せばいくつか見つかるほど、一般的な腫瘤です。大きくならないうちにご相談ください。
切除直後
これはとても大きく、今までに何度も腫れたとのことで周囲が瘢痕になっています。
縫合後
皮膚の下でしっかり縫ってありますので、抜糸しても傷があまり広がりません。きれいなきずあとになるよう細心の注意を払って手術させていただいております。
病理写真
典型的な病理写真です。毛穴が詰まって押し広げられ袋状になっています。
皮膚外科・背部皮膚腫瘍症例写真 「症例2」
術 前
背中にできた腫瘍です。粉瘤と呼ばれるもので、毛穴がつまって角質がたまった腫瘍です。俗に脂肪のかたまりと言われて、ほっておかれたり、つぶされたり、絞られたりしています。中からは粥状、あるいはおから様の内容物が出てきます。 待っていても消えませんし、放置して感染すると非常に痛いので手術をお勧めします。小さいものはどなたにも、探せばいくつか見つかるほど、一般的な腫瘤です。大きくならないうちにご相談ください。
切除直後
これはとても大きく、今までに何度も腫れたとのことで周囲が瘢痕になっています。一部被膜が露出して内容物がすけて見えています。
皮下縫合後
表面の糸を抜糸しても傷があまり広がらないように皮下でぴったりと創縁をあわせてあります。
表皮縫合後
きれいなきずあとになるよう細心の注意を払って手術させていただいています。
病理写真
病理写真です。粥状の角質がたまっています。
皮膚外科・腹部皮膚腫瘍症例写真 「症例1」
術 前
腹部にできた腫瘍です。脂漏性角化症です。こんなに大きくなる前に手術させていただいたほうが、手術のきずあとが小さくてすみます。
切除直後
切除後きずあとが引っ張られて大きく開いています。
縫合直後
表面の糸を抜糸しても傷が広がらないように皮下でぴったりと創縁をあわせてあります。
術後1ケ月
きずあとが大きな割には目立たないと思います。きれいなきずあとになるよう細心の注意を払って手術させていただいております。
病理写真
病理写真です。表皮肥厚型のHyperkeratosis, Acanthosis, Papillomatosis, Pseudo-inclusion cyst, Hyperpigmentationを認めるSeborrheic keratosisです。
リスクと施術後の注意点
施術後のリスク、合併症を最小限にするため、以下の注意事項をお守りください。
- 当日からシャワーは可能ですが、入浴は控えてください。また、飲酒や激しい運動などを控えて下さい。
- 多くの場合、翌日より手術部位も含め洗えますが、強くこすったりはしないでください。創部に、シャンプーや石鹸がついた場合はよく洗い流して下さい。
- 手術内容や手術状況により、長引くことはありますが、多くの場合、1〜2週間で抜糸でき創部は落ち着くことが多いですが、1〜2ヶ月は創部が赤く硬くなり通院が必要になります。ひきつれが強い場合、長期にわたり、治療が必要になることがあります。
- 内出血が出た場合、青紫色から黄色になり、4週間程で徐々に肌色へ戻っていきます。
- 目的とする効果を得るために、追加治療を必要とすることがあります。